FacebookのTLで見て気になっていました。
いつでも行けるからそのうち、と思っていたら今月でもう終わりではないですか!!!
春画展HPより。
春画は、江戸時代に笑い絵とも呼ばれ、性描写と笑いが同居したユーモアで芸術性の高い浮世絵になります。特に海外から高い評価を得ており、2013年から2014年にかけて大英博物館で行われた 「春画 日本美術の性とたのしみ」は大きな話題を呼びました。
今回、日本で初めて開催する『春画展』は、海外からは大英博物館およびデンマーク、また、日本の美術館や個人コレクションより、鈴木春信の清楚、月岡雪鼎の妖艶、鳥居清長の秀麗、喜多川歌麿の精緻、葛飾北斎の豊潤といった「春画の名品」133点(前後期)を5つの章に分けて展示します。
「肉筆の名品」では、版画のように印刷された春画ではなく、人の手で線と色を書き出された「肉筆」を40点展示、「版画の傑作」では、名だたる浮世絵師が筆をふるった版画、版本の数々が展示されるほか、縦9センチ、横13センチ弱の小さな春画を集めた「豆判の世界」など、これまでに春画を観たことがない方にもわかりやすく紹介しています。
浮世絵の大家たちによる作品や徳川将軍や大名家の絵画を担った狩野派の作品など、大名から庶民にまで広く愛された春画が一堂にそろった展示会になります。
場所は、永青文庫。
以前は細川家の敷地内にあった建物で、コレクションが置いてあるところらしい。
アクセスはちょい不便で、目白から新宿行きのバスに乗ります。
新宿からバスに乗った方がお安く行けるじゃないかとも思いましたが、新宿からのルートは混んでいて余計に時間がかかるのだそうです。
永青文庫は、目白台3丁目のバス停から少し歩いたところにあります。
バスの運転手さんがわざわざ道案内のアナウンスまでしてくれました。
それだけ人気があるみたい。
次のバス停は椿山荘前。
時間があったら、カテドラル教会やその他美術館にも足を伸ばして見たかったかも。
しかし、スキマ時間を縫って来ているのでその時間はなく…残念。。。
どんな人たちが来場しているの?
春画展に行きたい話をSNSでしていたら、「1人で行っていいのかな?」
「変な人と思われない?」という心配が聞かれましたが…
鑑賞しているのは、普通の人たちでしたよ〜。
美術の展覧会に来る人たちと客層は一緒だと思いました。
1人、カップル、若い人、高齢者、などなど。
18歳未満は、入場できません。
1歳未満は入場可能になってました。
確かに、子連れはNGですわな…。
中はどんな感じ?
建物は、昔の小学校のような作りですかね。京都のマンガ図書館みたいなイメージです。
混雑しています、とのアナウンス。
本当に平日の夕方か?と思うくらい混んでました。
土日は入場制限を行っているそうです。ツイッターをチェックしておくといいかもしれません。
4回の肉筆絵巻から見ていくのですが、この階を一周するので30分近くかかったような。ガラスの展示に沿って、10展前後を見るだけでも結構大変。。。
時間に余裕がなく、3階の版画、2階の豆本と永青文庫に伝わる春画はささっと見て終わりにしました。
絵巻は、大名の家に伝わるものが多いようです。性教育に使われていたとか。
版画本は、貸本屋さんを中心に繁盛していたようです。
春画ってどんなもんか…と思いましたが、芸術品でしたよ〜。
今回の春画展は、4回転くらいさせているので常に同じ春画が見られるワケではなかったらしい。
絵巻、版画本はすべてのページが見られないので全体がどんな作りだったのかを見られないのは少し残念でした。
そのためかがっつり性交の場面が多く展示されてましたが、もう少しそこに至るまでのプロセスの絵を見たかったような。
春画展のHPでは、性交の場面は流石にトリミングされていて当たり障りの無いようになってますが、春画展ではこれでもかというほど性器が表現されてましたよ。
性交の場面も、「見て描いたのかしら?」と思うほどリアルでした。
別館にて、グッズの販売
写真撮影はNGでした。
販売している品目は、Tシャツ、トランクス、クリアファイル、カップとソーサー、エコバッグ、絵葉書。解説本が4000円。
当たり障りがなさそうな絵葉書を買ってみました。
こちらは、いいなと思って選んだ2枚とも喜多川歌麿。
葛飾北斎も展示は良かったけど、タコのモチーフの絵葉書はちょっと…。
お得なのはクリアファイルで、図版が8枚と、両面に閉じられる内側にも図版と誰が描いたのかわかるように作者も示されていました。
これ良さそう!と思ったのですが…
どこで使うんだよコレ…。
家のどこに置くのよ…。
少し悩んだ挙句、購入諦めました。
いい気分転換になりましたよ〜。
今月までなので、ご興味ある方は是非!
ではまた☆