12日にアップする予定だった息子の記録です。
卒園式も無事終わったけれど・・・やっぱりほかの子との遅れが気になった。。。
震災で、生きているだけでまるもうけ!とおもう気持ちと、この子は震災時に周囲から助けてもらえるのだろうか・・・と心配も。
よろしければお読みください。
いよいよ、長男の卒園式が近づいてきました。
年長の1年、大変だったーーー。
発達検査、学校見学、就学相談、通級、くもん、サ行の練習・・・。
育休ではなかったら一体どうしていただろうか、と思うほど子どもに時間割きました。
って、普段手をかけてないわけじゃないつもりなんですが。
子どもにもよるだろうけれど、質も量も必要な時があるんだろうな。
で、知的ボーダーの長男。
夏休みごろから就学のためのお勉強を始めてどうなったかというと、
・ひらがな
自分の名前くらい→自分の名前+何文字か覚えた
半分くらい覚えられているといいんですが、くもんで読む練習をしても、いつまでも読めない字がまだまだたくさんあります。
・書く(描く)こと
全く字が書けず→
自分の名前はなんとか。でも大きさの調節が出来なくてはみ出る。
鏡文字が何度言っても直らない。
あと、色を塗るときに「薄く塗る」が出来ない。
ブロックは器用に作るのに、力の加減が難しいみたい。
・数字
数の概念が3くらい、自分の歳がいえない→
数唱は調子がいいと50くらいまで。
つながりがあれば数字を見ながら読み上げられる。
でも単独の数字を見ると1,2,5,10くらいしか読めない。
保育園でカレンダーを見て話をされるらしく、9の日は全体練習、など言うようになった。
年齢はやっぱり言えない。
・色
赤、黒、ピンク、白、茶色はわかる→変わらない
いつまでたっても黄色覚えられない。。。
入学までにひらがな読めるようにしたかったなぁ・・・。
出来たところをほめたいけれど、ついついほかの子と比べてしまう。
健常の子のように、
「興味がわいたらいきなりひらがなを1週間で覚えた」
とかないみたいです。
話している分には全然問題ない感じだし、もしかしたら追いつくんじゃないかなーーーー
と願う気持ちと、
これだけやってもやっぱり厳しい子なんだな・・・
って気持ちがすごく振れますね。ちょっと疲れます。
どんな子でもどこまで伸びるのかは未知数ではあるんですけど。
救いなのは、苦手なことだろうにそんなに苦ではなさそうなところ。
くもん喜んで行くし・・・ナゾだ・・・。
そんな感じなので、通級に通うこと、小学校に申し送りをしてもらい特別支援計画を立ててもらうようお願いしてよかったです。
とりあえず小学校1,2年はなんとかなるらしい。
でも3年生から「なんで僕はこんなことが出来ないのか」と周囲と比べて悩むようになるとか。
どうなっちゃうのかなぁ~。
職場でも問題のある生徒さんの発達検査をすると知的にボーダーだったりします。
スクールカウンセラーの先生が「ボーダーの子は手帳ももらえないし、でも健常でもないから就労など苦労する面が多いのよね~」
っておっしゃるのを他人事として話を聞いていたけれど、まさか自分の息子がそうとは・・・。
佐々木常夫さんの本にもあったように”障害ってけっこう身近にあって、かなり関わっている人がいるはずなのにオープンにしないから偏見や差別が生じるのではないか、もっと弱い立場の人を中心に社会を考えるべき”という主張に私も同感です。
【おまけ】お絵かきコーナー。(久々にDR-150を使いスキャン←目的ずれてる)
長男
何歳児の絵?
次男(顔の輪郭は私が書きました・・・トホホ)
頭足人は2歳児の描く絵だよ
私
テレビアニメの似顔絵コーナー見ると凹む。
自分が絵を描くのは好きだったので、全然出来ない子ども達にガックリすることが・・・。
でも、自分が出来ないこと、たとえば音楽や運動は別にできなくてもがっかりしないんだよねぇ~。面白いね。
家の壁に落書きされないのでそれはいいかも。(私は家中に落書きしてました)