「揚げ物用の鍋の油の焦げが取れない」
「焦げが取れそうにないから、もう捨てようかと思っている」
我が家にも、何年前に買ったのか分からないほど揚げ物の焦げのついてしまった鍋がありました。
この夏に新しい鍋を買おうかと、楽天市場やAmazonで物色していました。
でも、インターネットで調べてみると取れない汚れでもなさそう!
1時間以上をかけて汚れに向き合って取り組んだところ、予想を遥かに超えてピカピカになりましたのでご紹介したいと思います。
揚げ物用の鍋の外側は油汚れ?どんな洗剤が効くの?
焦げた鍋の洗い方を記事にするとは思わなかったのでビフォーの写真撮り忘れ。
以前キッチンで撮った写真に、揚げ物用鍋が映り込んでいたのがこちらです。
鍋の外側に垂れた揚げ油が焼け焦げてしまっています。
鍋の底も真っ黒に!!!
油汚れの層が何層かくっついているようです。
汚れの特徴から言うと、油汚れは酸性の汚れなのだそうです。
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使うと良いとのこと。
酸に対してアルカリで汚れを分解することができます。
洗剤の種類としては、重曹パウダーや、それでも落ちない汚れには市販のアルカリ性の洗剤を使います。
今回は頑固な油汚れということで、家にたまたまあったアルカリウォッシュを使ってみました。
鍋より1回り大きな鍋で洗剤を溶かし、鍋をお湯で煮ると良いということです。
焦げた鍋を回転するようにして沸騰している洗剤液に漬け込んでみました。
洗っていると、黒い海苔のような油の焦げが浮いてきます。
食器のナイフでこげをそぎ落としてみると、ステンレスの金属面が見えてきました。
上下合わせる形で二つの鍋を使っていたため、一つの鍋を茹でている間にシンクでナイフを使ってひたすら焦げを落としていきます。
二往復ぐらいした頃に、だいぶ焦げが落ちました!
スポンジなどを使って擦り落とすことはほとんどしなくて済みました。
煮ている間にするすると油汚れが剥がれていくのが快感でした!
鍋の焦げを落としてよかったこと
まず、新しい鍋を買わなくて済んだというのが一番です。
同じような鍋を買おうとすると、楽天市場でも5,000円以上はするので躊躇していたところでした。
そして驚いたのが、揚げ油の温度上昇が早いこと。
今まで底についていた油の焦げが熱伝導を悪くしていたに違いありません!
揚げ物担当の夫によると、揚げ温度まで上がる時間が1分か2分は早く感じられるそうです!!!
手入れされた道具を使うと、調理の効率も上がるしエコなんですね…。
そして、油を使った調理をすると半径2メートルほどに油が飛び散るとのこと!
調理中は必ず換気して、油を周辺に撒き散らすことがないようにすることが重要です。
確かに換気扇の油汚れは、油が空中に浮いていることの証でもありますね。
まとめ
油の焦げがここまで落ちるとは思わず、ブログのネタにするつもりもありませんでした。
ビフォーの様子を撮影しなかったのが悔やまれます!
煮ている間にするすると落ちていく汚れを見て、
「これは写真に撮らなければ!」
と思い直し、今に至ります。
アルカリウォッシュはセスキ炭酸ソーダなどが入った洗剤で、重曹よりも強いアルカリ性を示します。
頑固な油汚れを落とす際には、こちらの洗剤を使ってみてはいかがでしょうか?
今後はできればこのような汚れになってしまう前に、こまめに揚げ物用の鍋を洗っていきたいと思います。
ではまた☆