「文化祭の模擬店でチョコバナナを作ることになったけれど、市販のチョコだとうまくできない」
「チョコバナナを上手に作って黒字にするはどうしたらよいか?」
そんなお悩みはありませんか?
私も高校生と文化祭の模擬店でチョコバナナを作ることが決まった夏休みには、思わず神社のお祭りのチョコバナナ屋台をガン見してしまうほどに悩みは深かったです。
たかがチョコバナナ、されどチョコバナナ。
失敗しないチョコバナナの作り方と、実際に文化祭の模擬店で生徒と販売したときの体験談をお伝えします!
目次
模擬店のチョコバナナで失敗しない作り方とコツ
模擬店のチョコバナナ作りで成功する作り方とコツを5つあげました。
この5つを初めから守って試作すれば失敗することなく作れると思います!
頑張ってください!
1.必ず、チョコバナナのコーティング用チョコレートを使うこと
よくあるガーナチョコレートなど、市販のチョコはなかなか固まらないので使うべきではありません。
「コーティング用のチョコレート」を購入する必要があります。
通信販売で購入するなら楽天市場がおすすめです。
チョコレートがタブレット状になっているため、包丁でチョコレートを刻む必要がなく大変便利ですよ♪
「チョコレート」「カラースプレー」「棒」など、チョコバナナの材料が揃っているセットもあります。
文化祭では、5kgのコーティング用チョコレートで200本のバナナを半分にして400個販売しました。
実店舗で購入したい場合は、近所の卸売センターを利用すると良いでしょう。
1キロの塊で1,100円くらいで売っているのを生徒が買ってきてくれました。
2.チョコレートに水を入れないこと
バレンタインのチョコレートを作ったときに、チョコレートに水が入ってダマになってしまった経験がある人もいますよね。
チョコレートの油脂が水が入ることにより分離してしまい、使い物にならなくなってしまいます。
まず、ボールに水分がついていないか確認して、かわいた布巾で良く拭いてください。
かき混ぜるためのゴムベラやスプーンにも水分がつかないよう注意しましょう!
3.バナナが割り箸を貫通しないよう、硬めのバナナを仕入れること
チョコバナナには、どんなバナナを使うべきでしょうか。
学校の模擬店であれば、調理実習などでお付き合いのある八百屋さんに、
「チョコバナナ用で」
とお願いして「熟していない、硬めのバナナ」を届けてもらいましょう。
スーパーで売っている熟してしまったバナナは、棒を刺した時にバナナが割れてしまいロスが多くなってしまいます。
4.模擬店でチョコバナナ1本だと大きすぎるので、半分にして売ること
チョコ1本全体に器用にチョコレートをコーティングしてトッピングをするのは、一般人にはなかなか難易度が高いです。
そして、バナナ1本に数百円…だと値段が高いとお客さんが敬遠することもあります。
他の模擬店と比べて価格設定が高すぎないか考えてみてください。
文化祭の模擬店では、バナナ1/2本にチョコレートとカラースプレーをコーティングして、1本100円。
バナナも1本で45円、コーティング用チョコレートも意外とお値段が張りますので、「利益が出た!」というほどでもなかったです。
生徒はタダ働きだし、利益を打ち上げに使うこともできないのでちょっとかわいそうでした。
5.トッピングは、カラースプレー一択!バナナを刺す前にマシュマロでストッパーも推奨
チョコバナナの画像検索をかけると、マシュマロやらとんがりコーンやら、様々なトッピングがあります。
試作でコーティングチョコが乾く前にマシュマロをつけてみたのですが、上手くっつかなかったです…。
以前チョコバナナにマシュマロをつけていたクラスの担任に聞いてみたところ、コーンスターチを水で溶いて糊にしていたとのこと。
そこまで手間をかける余裕はなかったので、カラースプレーのみにしてみました。
コーティングする時に注意することとして、ラクにつけたいからと器にカラースプレーを入れ、バナナを器に入れてしまうと…垂れてきたチョコにカラースプレーが絡まってダマになってしまいました。
カラースプレーは、スプーンですくってパラパラかける方がダマにならず効率的でした。
チョコバナナにかけるカラースプレーの量は、コーティング用チョコレート5kgに対してカラースプレー1.5kgくらいが適当でした。
バナナを刺す前にマシュマロを刺しておくとストッパーの役割を果たしてくれます。
トッピングにもなり、柔らかめのバナナが貫通することがなく安心して販売できますよ。
模擬店でチョコバナナを作るのに必要な道具はコレだ!
文化祭の模擬店でチョコバナナを作るために必要な道具は、以下の通りとなります。
- バナナ(固めのもの)
- バナナを刺す棒
- コーティング用チョコ
- カラーチョコスプレー、マシュマロ
- チョコバナナを刺す発泡スチロール
- アルミホイル
- 湯煎用の浅い鍋
- ボール
- 使い捨ての手袋
- ウエットティッシュ
特に解説が必要な道具については、細かく説明しますね。
出来上がったチョコバナナを刺すための発泡スチロール
チョコバナナを固定するにはどうしたら良いのでしょう。
今回は、スーパーで発泡スチロールをもらってきました。
箸で穴を開けて刺して、固定してコーティングチョコを固めてそのまま販売スペースへ持って行きました。
厚さ10-15センチの発泡スチロールだと、棒が奥まで刺さることなくある程度固定できましたよ。
チョコバナナを乾かしているうちに、チョコレートがポタポタとたれてスチロールが汚れてしまいます。
アルミホイルで発泡スチロールをカバーするとスチロールが汚れず、アルミホイルを替えるだけで済むのでおすすめです。
チョコバナナの中でささくれない安全な割り箸
バナナを刺すお箸を選ぶときにもコツがあります。
両端がくっついている一般的な四角い割り箸はささくれができてしまう可能性があるので、ドック棒の方が安全ではと周囲から勧められました。
そこで、ドッグ棒を買いに包装用品のお店に行ったところ、ドック棒は思いの外短かったので、竹の割り箸を利用することにしました。
この割り箸、先は尖っていてささくれもできないしでとても便利です。
ドック棒よりも安いのもおすすめのポイント!
また、バナナを刺す時のコツとして、
「半分に切ってから箸を刺してから皮を剥く」
と汚れないし効率的でした。
衛生用品は、あると便利なビニール手袋、ウェットティッシュ!
衛生面では、ビニール手袋が必須です。
素手でバナナやトッピングを触らないようにします。
チョコの片付けは普通の布巾で台を拭くとなると布巾が汚れたときに洗っても汚れが落ちにくいです。
ウエットティッシュがあると拭き取りが手早くできますよ。
まとめ
以上、文化祭の模擬店でチョコバナナを失敗せず作る方法をお伝えしました。
生徒と試作を繰り返す度に失敗してばかりだと、やる気もなくなってしまいますよね。
成功するチョコバナナのポイントをおさえて、楽しい時間を過ごしたいものです。
材料を購入する際は手間がかからない楽天市場などでの通信販売で購入するのがおすすめですよ。
ぜひ、いろいろ試してみてくださいね。
ではまた✩