今年の夏休み、長男が
「化石掘ってみたい」
というのでGoogle先生で検索しまくり、近所で化石が掘れる所を見つけて自由研究として提出しました。
過去記事:
【今年の自由研究その4】紙と箱を用意!近所の科学館でお話を伺いました!
すると、担任の先生から連絡があり、
「学校の代表として科学作品展に出してもいいですか?」
とのこと。
こんなんでいいの…?ビックリ。
親としては素直に嬉しいが…。
採掘、図書館や科学館へ足を運び、それらをまとめるのに、5日はかかってる。
正直、親も頑張った。
しかし、基本模造紙での展示だそうで、スケッチブックを模造紙に転記、写真も焼き増ししてなおかつ兄弟での提出ということになりました。
転記は休み時間に兄弟で取り組んだらしい。
ご指導、ありがとうございました。
作品展示は、
「科学作品展」「社会科作品展」「創意くふう展」の三部門。
息子の小学校からは、科学10、社会7、創意くふうが3名選ばれました。
大雨の中、びしょ濡れになりながら電車を乗り継ぎ…
小学校の体育館だから、2日間しか開催されないのです。
模造紙の鯉のぼり的な…
学年によりますが、こんなテーマが選ばれていました。
◆科学展
・セミの一生
・色々な朝顔
・滑車とエレベーター
・災害時に一番効率的な炊飯の方法
・クモの巣調べ
・リモコンの不思議
・身近なものでレンズを作る
クモの巣標本が幾つか。
どれだけクモの巣にまみれたのか…
息子たちの作品。
写真を2L版にしたら、迫力出ました。
◆社会展
すごいカラフル!
・自分の街を調べてみた
・祖父の体験した戦争
・近所の戦争施設調べと聞き取り
・自分の住む街と○○を比べる
・鎌倉の切り通し7つを歩いて調べた
・近所の河川工事の様子
・日本の食料自給率と世界の関わり
◆創意くふう展
ピタゴラスイッチ的な工作。
◆絵地図展
小3から社会科がはじまり、自分の住む街の地図を作るという授業があるようです。
長男は一軒家を作って貼ったと言ってました。これは3年生全員の作品。
<全体的な感想>
代表作品を見るのと見ないのとでは、自由研究のイメージが違ってきそうです。
「研究の動機」「手順」「結果」「考察」などフォーマットが決まってる。
長男と同じ学年で、展示常連のお子さんのパパとお話する機会があり話を聞いてみました。
・親が付き合わないとムリ。
・去年賞状がもらえてかなり嬉しかったみたいで、今年ももらいたいと意欲的に取り組んだとのこと。
・テーマは、六月頃から考えていた。
はじめは
「キリストは本当に実在するか」
について調べたいとのことで方向転換させた(笑)。←立川に聖☆おにいさんを探しに行くとか?
・結局、住んでいる街調べを、昔から住んでいる人に話を聞いたりしてまとめた。
賞がついている作品はさすが!の出来。
「来年の研究にもつながりそう。期待。」
と書いてありました。
かなりの作品に、下書きノートがついてました。
よく考えたら必要だよね。
小学1年生でこのイラストのクオリティ…ないでしょう。
お疲れ様です。
模造紙四枚ほどにまとめると学校代表に選ばれるかもしれません。(量かよ!)
ダンナ曰く、
「カブトムシの幼虫育てるって…うちでもやってたけど、絶対親が育ててるよな」
「授業で教えて、あらかじめ分かっていることを改めて調べてみるって考えが無いからなー(ダンナは理科の教員)」
確かに、私も「食料自給率」など自分が教えていることでそれを発展させようという考えはなかなか持てないかも。
学年が上がるほどに文章における漢字の割合が増え、字がキレイな子が多いように思いました。
読み書き障害のある長男にとって、来年度以降も研究を続けるのであればかなり厳しい戦い(?)になるでしょう。
うまく字が書けない長男にイラつく私が容易に想像ついて辛いです。
<今日の発見>
子どもと学んだりするチャンスはおそらく小学生の間くらい。思い切って親子で自由研究に取り組むのも思い出になっていいかもしれません。(我が家は習い事もたいしてやってないし、音楽も英語も運動も全然なんで…)
子どもが興味を持ったテーマをどう研究に持っていけるかがカギなのかなぁ。
親が興味を持てるテーマ設定も大事ですよね。
私も一度、化石を掘ってみたいと思っていたので個人的にもいい経験になりました。
ではまた☆