育休復帰するママさんへ。悩みを解決する本とマンガ20選!

保育園の入園通知も来て、いよいよ職場復帰!カウントダウンのママさんも多いのではないでしょうか?

わたしが初めて育休から復帰したのは11年も前になります。働くママはどんなことで悩むんだろう?どんなことで悩んだっけ?と思い返してみたところ、以下のような悩みがあったことを思い出しました。

  • 時間管理の悩み
  • 仕事・キャリアの悩み
  • 家事の悩み
  • 子育ての悩み
  • 夫婦関係の悩み
  • お金の悩み

時間管理の方法、家事の効率化や合理化については本を読み情報を集め、アクションを起こすだけで解決する場合も多いです。

この春、育休から復帰する場合は、「これからたくさんの試練が押し寄せて、仕事を辞めたくなるのが当たり前なんだ」と、期待値を低くしておくだけでも心の持ちようがかなり違ってくるのではないでしょうか。

私が初めて育休から復帰したときは、働くママ向けの本なんてほとんどありませんでした。最近はAmazonで検索するだけで多くの働くママ向けの指南本がありますね。

今回は、働くママの悩みを解決する&辛くなった時に読むと励まされる本とマンガを一挙にご紹介します!!

目次

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働くママの悩みを解決&励まされる本とマンガ20選

この記事を書く際に、最近発売されている本も購入して読み比べてみました!

働くママ

育休から復帰する後輩に一冊本を送るとしたら…迷わずこのコミックエッセイを選ぶ!

働きママン 1年生 (―お迎え18時を死守せよ!) (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

もし、育休から復帰する後輩に一冊本を送るとしたら?と聞かれたら迷わずこの本を選ぶと思います!主人公含め何人かの働きママンが出てきます。

おっちょこちょいで復帰したての主人公、職場の何歩も先を行く先輩、完璧を目指しすぎて疲れちゃうワーママ、夫の甲斐性がなく収入もなく保育園にも入れないシングルマザーと、それぞれ仕事と家事、育児の両立をするにはどうしたらいいのか悩みながらも前に進んでいきます。

↓家事を完璧にこなして育休から復帰するはずが…。

働きママン一年生

↓子どもが熱を出すのはどうしてこのタイミング?(ホント、なんででしょうねー?)

働きママン一年生

↓夫婦関係にも亀裂が…。

働きママン一年生

ほとんどのエピソードが「これ、経験ある!!!」と膝を打つこと間違いなし!電車内で読んでて目から汗が出そうになりました。「役に立つ情報」よりも、「働く母にこれから起こること」を知りたい人には激おすすめ。何より励まされます。

働きママンシリーズは、「二人目」「小1の壁」「小4の壁」と全4作あります。どれもAmazonの評価が良いですね。Kindleまとめ買いコーナーもあります。

家事を効率的にやりくりするアイデア集もありますよ~!時短料理のコツや、保育園の送り迎えを楽しく過ごすコツなど、やり方を少し変えるだけで毎日を楽しく過ごせるはず!こちらもチェックしてみるといいですね。

「時間」に追われるママのためのちょっとしたコツが満載!

仕事も子育ても自分もうまくいく! 「働くママ」の時間術

とても信頼できるワーキングマザーの先輩がそばに寄り添っているように感じられるような、あたたかい本。「仕事時間の過ごし方」「子育て中の自分時間の作り方」「スマホ、手帳で時間を管理」「パパを味方につけて時間を作る」など、気軽に取り組めそうなワザが満載です。

  • しないことを決めよう。まず、本当にそれはする価値があるのか考えること。
  • 子育てをしながら仕事が続けられるのは半分は「運」。

「働くママ向け雑誌で『ママの退職は努力不足、将来を見通して考えていない短絡的な判断』というコメントを見かけるたびに残念な気持ちになります。多くのママは仕事を続けるための努力をしても、自分ではどうにもならない要素が満載なのです

という作者の考えに激しく同意しました!

著者はお名前の通りバックオフィスで働いていたので、キャリアをさほど求めない人が読んでも励まされます。

ただ、2012年刊なので使えるアプリなどの紹介はちょっと古めなのでご注意ください。

妊娠から育休復帰までを広くカバー。まずはこれ一冊あれば大丈夫!

これで解決。働くママが必ず悩む36のこと

2015年5月刊。これから産休に入ったり、育休から復帰したりする人にとっては最新の情報を知ることのできる一冊。主な項目は、

  • 妊娠がわかったらすること
  • 会社に復帰してからの試練
  • 仕事をスムーズに進めるための仕事術
  • 子育てしながらキャリアアップするには?
  • 主婦、ママの悩みを解消するには?

など、「子育てを楽しみながら職場で活躍するためのヒント」なので、どちらかと言うと「子育て」よりも「仕事」に重きが置かれている内容になっています。産休前の情報が充実しているので、妊娠がわかったら手元に置いておくのがベスト。

自分はいま何に力を注ぎたいのか、ときどき立ち止まって考えられる一冊。

自分らしいキャリアも幸せも手に入れる! 「働くママ」の仕事術

女性のキャリアを支援する学校「はぴきゃりアカデミー」を主宰する著者による自分らしいキャリアも幸せも手に入れるヒントが詰まった本。

他のワーキングマザー本と異なるのは、「読者がこれからどうしたいのか」棚卸しするワークが載っているところ。「ハッピーキャリアのための6つのタネ」「ライフキャリア・レインボー」など。自分が納得できる仕事と子育て、学びや社会への貢献と、自分がいまどこに重きを置くべきなのかたまに立ち止まって考えてみるのもいいですね。

感謝日記をSNSや記録につけておいても見返した時に自分の成長が見えそう。

「明日からまたがんばろう!」と、読めば元気になるすべての女性に向けた応援歌!

私たちが仕事をやめてはいけない57の理由

一万人以上の働く女性を見てきた女性マネジメントのプロが教える華麗な処世術。

「好きなことを仕事にするため、資格を取ろうと思うのですが…」といった57の質問に答える形になっています。はじめの2章は女性が職場で働きながら上手に歳を重ねるコツ、キャリアを積むための考え方がメイン。最後の一章は結婚、子育てに悩む女性向け。

とにかく文章のテンポが良く、痛快!あっという間に読めて、「明日からも頑張ろう」とエネルギーチャージができるのでぜひご一読を。文例→「脳内BGMをドラクエに設定」「ママとべったりでないと、盗んだバイクで走りだすようになるのでしょうか?そんなの妄想です。」など。

育休後の自分の人生の切り開き方を考えさせられます。

さあ、育休後からはじめよう―働くママへの応援歌

育休後カフェでおなじみ山口さんの本です。育休から復帰する際の面談時にはこの本で紹介されている職場復帰面談シート(P106)が役に立ちそう。

子育てについては、復帰直後だけでなく小1の壁、小4の壁についてもしっかり触れられています。働く女性の社会背景を知りたい人にはM字カーブの説明も、育児休業法も巻末に掲載されています。

会社による育休後社員のサポートのあり方についても紙面が割かれているので育休後社員を受け入れる人事や上司が読んでもいい本になっています。短時間勤務制度への著者の考え方が目からウロコでした。

育休カフェは首都圏で行われている、育休後の職場復帰について参加者と共に考えるワークショップです。私も参加して、同じ悩みを持つ仲間ができました。ご近所で開催される時はぜひ参加してみてくださいね♪

医師かつ5児の母が子連れでハーバード留学!時間がなくてもできることはある!

「時間がない」から、なんでもできる!

まず目を引いたのは、著者は医師でなおかつ現在5児の母ということ。 子ども五人…スゴ…!!子どもが三人、まだ下の子が0歳児の時にハーバード大学に留学。上のお子さんが喘息で入院を繰り返すなど、我が家の息子とも共通する部分がありサクサク読んでしまいました。

新年度は、こういう働くママのやりくり本を読むとモチベーション上がりますね!仕事のペースは落とさず周囲の協力を得る!ここまで時間密度を上げてまで取り組みたい!と思うことが今のところないのが残念ですが、また気持ちが落ちた時に読み返したいと思います!

ITツールを駆使してタイムマネジメント!

「忙しい」が口ぐせのあなたにワーキングマザーが教える自分の時間が増える36の時間管理術 (impress QuickBooks)(Kindle)

周囲のネットママ友さんのオススメ。内容はあるある~!と共感しながら読みました。スマホを使ったタスク管理はしているものの、一つでも取り入れられそうなものがあると嬉しくなります。アラームで朝出かける、お風呂、就寝の時間を鳴らすなど。

個人的にはここまで効率化しなくてもいいような働き方を希望します。

短距離ランナーから長距離ウォーカーへ。長く、着実に歩き続けるコツ。

働く母さん お助けバイブル―今すぐラクになる!子育て 仕事 家事 心のピンチ乗り切りアドバイス

今すぐ楽になる!子育て、仕事、家事、心のピンチ乗り切りアドバイス。 1項目4ページ前後で、さくさく読めます。 多分、読む人よって響くところが違うはず!

私の付箋は子育て、仕事のページに集中しました。 「女性は短距離走者になりがち。大切なのは、いかに良く走ることではなく、いかに長く歩き続けられるか考えること。 長距離走者になるなら、仕事上の評価を自分の満足度のものさしにしないこと。職場の評価に依存し過ぎない自分をつくることが、長く、着実に歩き続けるための大切なコツ。」が特に心に響きました。職場復帰控えている方ぜひ!

タイムマネジメントしたいならこの一冊。タスクの基礎基本が学べます。

マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門 (impress QuickBooks)(Kindle)

初心者向け、マンガでとてもわかり易い!!タスク管理やってるけど、基本はなんだったっけ?と思い出すのにも良いです。NUBOARDは我が家にもあるけどこんな使い方があるのか!とまた引っ張りだして使いそうな予感。

あな吉さん手帳とcal2todo使ってタスク管理していますが、dueとかtoodledoあたりも使ってみてもいいかもしれない。なにより忙しいサラリーマンの著者がこのマンガを描けるだけの時間捻出ができたのが素晴らしい。タスク管理のおかげ?

男性で成り立っているビジネス社会で求められる女性の働き方とは?

ビジネス・ゲーム だれも教えてくれなかった女性の働き方

勝間さんがずっとオススメしていた本、文庫版になり本屋で目についたので読んでみました。20年以上前にアメリカで出版され、男性で成り立っているビジネス社会をいかに女性が生き抜くかというテーマで書かれています。

今読んでもほぼ違和感が無いということは、今後もこのようなゲームのルールでビジネス界は進んでいくということなのでしょうか。私にはこのようなルールのゲームで生きていくための「競争性」「戦略性」の強みが一切ありません。そのような人は非営利組織や教育へ進むべしとのこと。あながち人生の選択は間違っていなかったかも?

先人の熱いメッセージから学ぶ!一気に引き込まれ、寝不足間違いなし!

あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ (日経WOMANの本)

一気に引き込まれてしまい寝不足!女子差別撤廃条約批准もされていない時代に労働省に入り、結婚、出産、昇進、地方への異動もこなす。女性や障がい者が働きやすいように法律を整備してきて「普通の人のロールモデルになる」という夢の最中に逮捕されてしまった著者の人生が綴られています。

「向く仕事かどうかは、やってみなければ分からない」「チームで仕事する」「昇進を断らない」など、悩んでいる人には元気の出る言葉が沢山。でも、残業200時間、子どものお迎えは午前、は普通の人にはムリかも。是非是非ご一読を!

意外にも働くママの悩みは日本、アメリカとも共通!

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

ものすごくデキる女性の書いた本だと思い同じ女性ってだけで読んだら凹みそう、と遠巻きにしていたらお友達がすすめてくれました。

家事、育児の悩みはアメリカ、日本とも共通していて意外でした。このくらいの地位にあれば家庭のことを仕事の場に持ち込むことは仕事に対して不熱心と思われるらしく、なかなかうまくバランスをとることは難しいらしい。

エッセイかと思いきや、引用した参考文献だけで巻末に数十ページ、日本語版に合わせて日本のデータも引き合いに出しています。ちょっとした論文のようで、説得力もあり読んでよかったと思える本でした。

共働きは出て行くお金も増えがち。早めに読んで対策を!

共働き夫婦のための「お金の教科書」 やらないと絶対ソンをする「貯め方」「使い方」のルール (講談社の実用BOOK)

この本では共働き夫婦にありがちな悩みや質問に対してQ&A形式で答えているので読みやすいです。共働きの人は出て行くお金も多いのでなかなかお金が貯まらないとのこと。

「子どもが産まれたけど学資保険は必要?」「医療保障設計のコツは?」「共働き夫婦の家の買い時は?」「5000万円の住宅を頭金なしで買ってもいいの?」などなど。

すでに子どもも大きくなり、出産育児に伴う収入減少時代も終わってしまったのでいい意味でのチェックリストとなりました。この本のNGはほぼやっていなかったのでOKかな。

「子どもにかけたいお金」と、「かけられるお金」は違うのよ!

ママと子どもとお金の話 (Sanctuary books)

「誰も教えてくれないお金の話」の続編です。著者のうださんが一児の母になり、周囲の様々な境遇のママ友さんたちと子どものお金についてFPやご近所の先輩ママから学んでいくお話です。

子どもにかけたいお金と、かけられるお金は違う。確かに。これ家の購入と同じで、借りられるお金と返せるお金は違うってやつですね。

また、子育てのゴールは自立、そのために親ができることはなにか?というのが一番この本で言いたいことだったかも。このフレーズ、とっても同感です!

自分のご機嫌を取るためには、いろいろな家電に頼ってヨシ!

ラクしてハッピー! あな吉さんの「ゆる家事」レッスン (単行本)

「もう、家事ハックは結構取り組んでるしぃ〜」なんて思ってた自分を殴りたくなりました。あな吉さん、ありがとう。改善する余地がまだまだありました。

真似したいのは…それぞれの家事を、個別にかかる時間と一緒に付箋に記入する。記入した内容をにらめっこしながら、夜の作業を昼に移動させたり、まとめてできないか考えてみる。家族に食べたいものをレシピ本で指定してもらう、家電は家族が不幸にならない限り頼ってよし!など。

大人はご機嫌でいる責務がある、とのこと。 ご機嫌でいるために、いろいろなモノに頼ったり、みんなで楽しく取り組むことが大切なんでしょうね。

30代はファッションに迷いが出る時期。どう切り抜ければいい?

働く女性のスタイルアップ・レッスン

ファッションレスキューというパーソナルスタイリングサービスの創始者の本。働く女性にはどのくらいの服があればいいのか?100着?いや、軸になる服はもっと少なくてすむのです。袖を通してない服が何着もありませんか?

仕事ができても上層部が「外に出せないファッション」と判断したため昇進ができず、スタイリングサービスを利用した人もいるとか。ファッションは自分のためではなく相手のために存在する。

30代は特に迷いの時期。私もサービス利用して人生変わりました。本読んでもどうしたらいいか分からない方にはサービス利用激しくオススメです。

一人息子とシングルマザー漫画家との抱腹絶倒で壮絶な日々を綴る!

ママはテンパリスト

事実を淡々と描くのが面白い。役に立つ育児法を描こうと思った時期もあるようですが、育児法はすぐ変わってしまうので描いても意味ないかなとのこと。ホント、12年前と比べると特に役に立つ育児グッズのトレンド違いますからね…。

1巻でちょっと引いたんですが、2巻以降は楽しく読み進められました。マンガ家周辺って楽しい人ばかりなのか、それとも東村アキコさんが見ている世界が面白いんだろうか?

kindleなら、1巻の第4話まで試し読みができるのでパラパラいっちゃってください!

お子さんが大きくなってマンガを理解する前に筆を置いたのですでに完結してます!

↓大変な日々がいま、始まる…!

ママはテンパリスト

↓息子さんの「ごっちゃん」のキャラもスゴいです。

ママはテンパリスト

2児の育児、夫との永遠の別れ…笑って読んでたはずなのにいつの前にか目から涙が。

毎日かあさん

説明不要、ママのバイブル?毎日かあさんです。2004年からもう12年も経つのか!そろそろつまらなくなったりするのかなぁと思いつつ、たまに見返してはハマってます。鴨ちゃんがいなくなっても子ども達がすくすく成長していて、まるで知り合いの子どもの記録を読んでいるよう。

最近の毎日かあさんをツイッターで読んで、また涙腺が崩壊しそうになっちゃったよ。西原理恵子さんてば…。

ドラマ化もした名作。すべてのママと子どもが安心して暮らせ、働ける社会を!

37.5℃の涙 1 (フラワーコミックス)

私自身は訪問の病児保育は利用したことがなく、地域の小児科併設の病児保育に行くか実家にお願いするか、また夫と仕事環境が似ているので女性だけが欠勤のやりくりをしないで済んでおり、そのような環境はとても恵まれているんだなと改めて感じました。

シングルでも夫の理解がなくても実家に頼れなくても皆が安心して働き、暮らせるのが当たり前になって欲しい。主人公の桃子が笑顔がうまく作れないのが自分に似て共感しました。

まとめ

よく考えると、パパ向けの両立指南本はほとんど見かけない。

実際には、ファザーリングジャパンのこんな本もあります。パパにいかが?とは思うものの、こういうたぐいの本を愛読するパパに実は会ったことがない。

仕事と子育ての両立の悩み、ママにしかないのかなぁ。そんなことないとは思うんだけど。

なんで、ママだけがこんなに悩まなきゃいけないの?謎です。

理想とする世界はあれど、とりあえず利用できるものは利用して、いま、まさにぶち当たっている問題に向き合っていきましょ!

他にもおすすめの本があれば教えて下さいね♪

皆さんの新生活、応援しております!!!

ではまた☆      

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