「近所すぎて、藤子・F・不二雄ミュージアムに行っていない」
「完全予約制だけど、行ったらどれぐらい楽しめるの?」
私も市民でありながら、開館してから六年ほど藤子・F・不二雄ミュージアムには足を運んでいませんでした。
一度行ってみたら意外と楽しくて、今年に入ってから2回ほど子どもと足を運んでしまいました。
親子でくつろげる楽しいミュージアムでしたので、ご紹介したいと思います。
藤子・F・不二雄ミュージアムとは?
川崎の向ヶ丘遊園地の跡地に建てられた、藤子・F・不二雄の原画を中心に展示している建物とカフェ、遊び場が併設されている施設です。
元々藤子・F・不二雄は川崎市の北部に住んでいたため、ゆかりの地であるということもあり建設されました。
開館して、今年でなんと7年になります。
完全予約制で、ローソンチケットから入場券を購入することができます。
入場入れ替え制ではないため、我が家では開館の10時に合わせてチケットを購入しています。
開館7周年、特別に原画撮影OK!水彩画カラーにため息
2018年の9月に藤子・F・不二雄ミュージアムにお邪魔した時には、開館7周年記念!ということで1階の原画展示が写真撮影OKになっていました。
ラッピングバスに乗り、ミュージアムへGO!他にもエスパー魔美やドラえもんのラッピングバスを見かけました。
お邪魔したのは連休の最終日でしたが、9時半のバスでもすぐ満員で、到着した際にはミュージアムの入口に長い行列ができていました。
1階の原画展示では、藤子・F・不二雄のマンガができるまでをプロジェクター動画で店紹介しています。
ちょこまかのびたとドラえもんが動いてマンガを描いたりスクリーントーンを貼ったりしてかわいい!
ドラえもんやエスパー魔美、オバケのQ太郎、キテツ大百科などの原画が所狭しと展示されています。
こちらはポコニャン。
ピントがボケてますが…パーマン懐かしい!夕方の10分アニメ見てましたか?
エスパー魔美に憧れたな…。
超能力が使えたら…なんて、子どものときはよく想像してたっけ。
きこりの泉イラスト。
キレイなジャイアンにつながっていきますね。
ミュージアムでは、おはなしデンワという音声紹介機の貸出があります。
番号を押すと、その場所に相応しい紹介が音声で流れてきますよ。
娘もおはなしデンワの番号を押して、興味深そうに作品紹介を聴いていました。
一般的な美術館では音声紹介が有料だったりするのですが、藤子・F・不二雄ミュージアムでは無料で貸し出しをしてくれています!
文字で書かれていると小さな子は読むのが大変だったりするので、この取り組みはぜひ他の美術館でやってほしいなと思いました。
二階では、企画展示のキテレツ大百科の原画を中心に展示されています。
ドラえもんの秘密道具と似ているからくり道具などが紹介されていました。
文具店で手に入るような水彩絵の具を使ってカラーページを書いていて、子どもにわかりやすい色で示されているのはさすがですね。
ちなみに藤子・F・不二雄の作品のみですので、「忍者ハットリ君」や「プロゴルファー猿」など藤子・A・不二雄の原画は展示されていません。
一緒に行ったお友達が、
「忍者ハットリ君くん好きだったんだけどなぁ」
と少しがっかりしていました。
こちらは、二階の展示室外にある「きれいなジャイアン」です。
レバーを上下すると井戸の中からきれいなジャイアンがゆっくり出てきます。
常に、4,5組の方が並んでいましたね。
カフェでまったり、はらっぱで遊ぶ
二階では、マンガコーナーとムービーシアターがあり、そこでミニシアターを鑑賞した後11時半頃にカフェに向かいました。
二階のガチャガチャ。
カフェの席は予約して発券するシステムになっていて、私が行った時には54番で20組ほど待っていました。
約30分ほど待つということで、原っぱをフラフラして時間を潰していました。
あと何番かというのは、カフェの入り口のサイネージを見ることで確認できます。
カフェの席数が意外と多いため、大体30分程で呼ばれて席に着くことができました。
7周年記念ということで、特別なメニューがあったり、前回3月に行った時とはまた違うメニューが紹介されていました。
今回頼んだのは、のび太の日本誕生で出てきた「畑のレストラン」から、カプセルになっているメニューです。
私は、ジャージャーうどんを頼みました!
スープ付きです。(コロッケは、娘の注文)
陶器の蓋を開けると、中からオムライス状になったジャージャー麺が顔をのぞかせています!
このミュージアムのカフェのすごいところは、注文してほぼ間髪入れずに料理が運ばれてくるところです。
ご飯を食べるまでの待ち時間がなければ、お客様もスムーズに回していくことができますね!
はらっぱには、「藤子屋」というちょっとしたお土産屋さんがあり、大師巻やどら焼きなど、ここでしか売っていないお土産を買うこともできます。
はらっぱで一番人気なのは、やはりドラえもんの空き地の土管でしょうか。
土管で写真を撮るために人が結構並んだりしています!
一番上まで登ると結構な高さがあるので、特にお子さんは怪我をしないように注意しましょう。
他にも、傾斜を生かしたオブジェがはらっぱの外にも飾られています。
おばけのQ太郎!
どこでもドアの向こう側は…
はらっぱの外には、大魔境の石像やウマタケなどが飾られていますよ!
チェックしてみてください!
ドラミちゃんやコロ助など、おなじみのキャラクターとも一緒に写真が撮れますよ!
目移りしちゃうお土産!何を選んだ?
ミュージアムショップでは、ドラえもんなど、キャラクターを中心としたグッズが所狭しと並べられています。
基本的にはこのミュージアムショップでしか購入できないものなので、欲しいものを見逃さないようにしてください。
今回は、7周年記念福袋が販売されていました。
中身は、ミュージアムショップで販売されている商品のお菓子などが入っています。
ジャイアンのCDを模したチョコレートいや、ほぼ日手帳のドラえもん版ジャイアンのTシャツの柄の丼など見ていて飽きません。
お友達は、ドラえもんのマステを購入していました。
私ははらっぱの藤子屋で、大師巻とドラえもんたい焼きを購入してみました。
ドラえもんと言えばどら焼きですが、たい焼きであれば中があんこではなくカスタード、チョコレート、チーズと選べます!
あんが苦手なお子さんへのおみやげにぴったりだと思います。
意外なヒットだったのが、普段は川崎大師や川崎駅で販売されている大師巻です。
小袋に入っていて、揚げたての食感が楽しめてのりがパリパリ!!というとても美味しい磯辺焼きのせんべいです。
この大師巻、かなり美味しかったので、川崎のどこで買えるか調べてみました。
なんと、通信販売では今年の分は既に売り切れており、川崎駅のアトレでも朝に整理券を配布して購入するような品薄の状態なのだそうです。
藤子・F・不二雄ミュージアムでは、少し割高かもしれませんが、キャラクターのシールも付いているので良かったら購入してみてくださいね!
まとめ
ミュージアムの2階では、藤子・F・不二雄の漫画が全て置いてあるスペースがあります。
1人の作家ですと、そんなにたくさんの作品があるわけではありません。
久しぶりにドラえもんやエスパー魔美などの漫画を読んで、藤子・F・不二雄ぐらいシンプルで安心して読める漫画も家にあったらいいのではないかと感じました。
私が子供の頃はほぼ毎日藤子・F・不二雄のミニアニメが夕方に放映されていたので、とても懐かしい気分になりました。
意外にくつろげるスペースになっているので、また行きたいと思います!
- 開館時間:10:00~18:00
- 休館日:毎週火曜日・年末年始
ではまた☆