長男に続き、心配な次男の心理発達検査の結果が出ました。

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2年生頃から、授業について行くのが大変になってきた次男。

授業の短い範囲では何とかなっている部分もあるのですが、長期休暇で宿題に取り組んだりするとできてないことが結構見えてきてしまいます。

たとえば、

・カタカナが半分くらい書けない
・1年で学んだ漢字が書けない
・くっつきの「は」と「わ」の使い分けができていない

文章を書かせると、ひらがなばっかりになってしまいます。

あと、連絡帳の漢字を毎度間違えてくる。
算数の算、棒が一本足りないとかね--。

受け答えも、「わかんない」と答えればまだ良い方。
最近は黙ってることが多いのではないか?
私の聞き方が悪いのかしら??
などなど。

一学期は、初めに教育相談をしてもらって入り込みをしています。
とはいえ、週に1~2回程度ですが。

この夏休みは、療育センターと教育センターに連絡をとり、早く日程が決まった方にお願いすることにしました。

保護者との面談、本人の心理発達検査、発達検査の結果と、全部で3回通いましたよ…。

これから、もし受給者証の発行申請やら考えたら…すごく憂うつですわ〜(´Д` )。。。

さて、心理発達検査の結果ですが。

Wisc-Ⅳを受けて、発達の凹みがあるということが分かりました。

思ってたより凹んでいて、私の気持ちも大変凹みました。
凹みすぎ。

Wiscには、4領域についての検査があり、

・言語理解
・知覚推理
・ワーキングメモリ
・処理速度

処理速度が凹んでいました。
体調などの振れ幅の領域に収まってません。

長男はワーキングメモリの凹みがあるのですが、それより大きな幅ですわ。

処理速度の値が低い子は、

・見て、判断して、書く、が苦手
・視覚情報に弱いため、黒板を見て写すのが苦手。書き間違いも多い。
・テストなどを解くのに時間がかかる
・音読が苦手

というか、それはそのまま次男の特徴だったりする。

他の検査項目も、100を超えるような結果は出ていないので、

・わからない、が言えない
・言葉は年齢相応だが、抽象的なものの違いを説明できない。できてもこちらの手助けが必要。
・聞いたことをそのまま頭に残すことはできるのだが、頭の中で加工したりするのが苦手。

学校の中だけでは補えないところがある。
今のままだと、曖昧な理解のまま進んでしまう。

音読はスリットを使うなど、読むのだけでも出来るようにした方が良い。

心理発達検査の結果を聞いてから、ケースワーカーの方にも少しお話しを伺いました。

「療育センターでできることは、どちらかというと医療と家庭への働きかけなので、とにかく学校でどのくらい手をかけられるか話をしてみることが大切」

とにかく、検査に来られたことがまずはすごいこと。また、学校にちゃんと行き、学童で勉強を見てもらって楽しんでいるならそれが何より。困り感のある子はなかなか学校に行くことのハードルが高いので…

とのことでした。
もし、受給者証をもらうようなことがあればまた平日にいらしてくださいとのこと。

とりあえず、夏休み中にすぐ検査してもらうことができてホッとしました。

家に帰ってから早速小学校のコーディネーターの先生に電話。
検査結果をお伝えして、通級という感じではないので個別指導をお願いしたい旨を伝えると、

「じゃあ、1時間くらいなら取り出して私が見られるから、まずは本人がその気があるか確認してください。」

神ですね!!
確かに、教室から1人出て行くのは抵抗があるかな?次男に話してみたところ、OKもらいました。

コーディネーターの先生も、長男と次男をご存知なので次男の特徴も親の私より知っているのではないかと思うくらい的確でした。

「何となく空気は読めちゃうから、教室では特に問題なく過ごしているように見えて最後まで放って置かれちゃうタイプ」

「広く浅く、全体的に捉えられる方が、細部にこだわるより社会では行きていけますよ」

「担任にも要望を伝えてみてください。若いので、対応したいというやる気はあると思います」

この先生に今年は励まされてます!!!

まあ、我が家でもちょっと放って置かれ気味な次男だったので、もう少し手をかけてみましょうかね…。

視覚の情報が弱いということで、視覚発達支援センターはもしかしたら長男よりも次男のためにあるのかもしれません。
でも、また新浦安まで行くのは…時間も全く取れないですね…。仕事を休む選択肢は今のところナシです。

マスコピーに取り組むといいのかなぁ。
うーん、、、自分では判断がつきません。

また、処理速度については全然知識もないので、本でもポチるかと思ってるところ。

3のアセスメント本を持っていたのに、もう使うことは無いだろうと処分してしまったので…。

>>WISCの結果で出来る支援を考える ⑦処理速度

世の中に「普通の子」はいないと分かっていても、もう少し学習面に手をかけなくてもよいお子さんがいてもいいんじゃ無いの〜?

そういうところばかり見ていると気持ちが沈むので、何かいいやり方を考えなくては。
検査してもしなくても、次男に変わりは無いですからね…。(と、無理やり言い聞かせる)

ではまた☆

2 COMMENTS

ハル

こんにちは^ ^
発達障害の疑い有りで3歳から療育センターのお世話になっていた、現在小学一年生の男児の母です。(通常級+通級)
年長の春くらいにに文章がなかなか読めるようにならないことに私が焦っていた頃、こちらのブログで視覚機能の問題について知ることが出来ました。
紹介されていたビジョントレーニングの本を読み、1日1回2、3分程度ですが目を動かす練習を始めたところ徐々に読めるようになり、今現在は教科書に載っている『おおきなかぶ』辺りはスラスラ読めるようになりました!
書字も本当に心配していたのですが、最初の?関門と恐れていた連絡帳書きも意外とスムーズ。(元々目標レベルが低いんですが…)

とにかく、これらの成果はぴーたんさんのおかげです!
勉強での躓きはまだまだこれから出てきてしまうかなと思いますが、今のところ楽しく通えていて本当にありがたいと常々感じています。いつかお礼の気持ちをお伝えしようと思っていました。
どうもありがとうございました!

長文な上に話が少しずれますが、ぴーたんさんはお仕事されながら、色々な事に興味を持って学び続け、なおかつお子さんの発達検査やコーディネーターの先生との面談などこなしていて凄いです!

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ぴーたん

ハルさん

ありがたいコメントとても嬉しいです。
息子さん、年長でも文字を読むのが厳しかったのですね。

うちの長男と同じです。
というか、自分の名前も読めなかったのでかなりヤバかったです。
ネット上のママさん達に相談しても、「とにかく教えれば覚える」というアドバイスしか頂けず、途方に暮れていた時もあります。
教えても入らない子はどうしたらいいの?
と…。

ビジョントレーニングで改善したのであれば何よりです。
見る力というと視力だけを見てしまいがちですが、違うんだということを私も初めて知りました。

自分の備忘録として書いているつもりですが、お役に立てて何よりです。
レポートや記録をつけるのは苦ではないのでそんなに時間もかからず書けていると思います。

まだまだ我が息子達の発達ネタは尽きないと思いますのでよかったらまたお付き合いくださいませ〜(*^^*)!

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