【セミナー覚え書きその2】読み書き障害を補うツールを活用しよう!

読み書き障害のセミナー覚え書きその2です。

その1はこちら。

【不登校の半数がLD傾向・・・!】読み書き障害の子を持つ保護者向けセミナー行ってきました。

読み書き障害には、視覚認知または音韻認識の困難、両方の困難を持つお子さんもいらっしゃいます。

視覚認知に問題のあるお子さんに、漢字にルビをふってもさらに読みが困難になってしまいます。

知的な能力と読み書き能力の差を確認し、どこに読み書き困難の原因があるのか見た上で、支援を行います。

動画で紹介されていた、音韻認識に問題がある小学生の例です。
「山田さんの下駄箱は上から四つ目、左から三つめです。私の下駄箱は山田さんの右隣です。私の下駄箱はどこですか」
文章を問題で提示されても自分でうまく読むことができず誤答してしまう。
しかし、読み上げてもらえばその問題の意味をつかむことができ、正答することができました。
これが知的な能力と読み書き能力の差となります。

例として、以下のような支援方法があります。

◆カラーフィルター
“カラーフィルター” 簡単につくれます。 – 学習障害と英語指導を考える


クリアファイルを切って載せるのがコスパいいみたいです。

視覚認知に問題のある子には有効。
黄色が比較的効くようで、「字が止まった!」という子もいる。

◆文字の拡大などレイアウトを変える
同じく視覚認知に問題のある子に有効。

◆文節ごとの分かち書き
小学校2年生までは国語の教科書は分かち書きになっている。
行間をあける、線で区切るなどの方法がある。

◆合成音声の読み上げ
くもんの英語ペンのようなもので読み上げできたりするようです。

◆ICレコーダー

教科書の内容をレコーダーに吹き替えてもらうと内容がよくはいるようです。
隣で常に親が読んであげるとウザイと感じる年頃の子にも有効。

◆各種ソフトウェア
児童向けインターネットブラウザ『ひらがな・なびぃ』無償ダウンロード を開始 : 富士通ラーニングメディア



ひらがななびぃ、一太郎などPCソフトにはいろいろとあるようです。
DAISYでも制作してもらえるが、なかなか難しい面もある。
PDFにして読み上げ機能を利用する方が早いかも。

◆ポメラ

通信機能がなく、ゲームに使えないので学校で認めてもらえる場合が多い。
ただし、音をすぐ文字に変えられるよう、学年の書字能力相当のタッチタイプができなければ利用する必要はない。
道具は使いこなしてこそ道具。
周囲の友達もはじめは物珍しそうに集まるが、普通に書字ができる子にとっては鉛筆で字を書く方が早いのですぐに興味を失う。

↑ポメラ持ってたけどiphoneとキーボードがあればいらないなと売ってしまったわ・・・!

◆ふせんやマインドマップ
作文などを書く時に、思考をまとめるために利用する。
読み書き障害のお子さんは書字にものすごいエネルギーを使うので記憶は外に一度出しておいた方が良い。

目的は自分の考えを伝えることであり、字を書くことは手段であるはず。

ホントその通り。

これらの支援を例えると、目が悪いという場合に近視なのか乱視なのか検査をした上でメガネの度を調節するようなものでしょうか。
読み書き障害の場合、
「メガネで見えるようにしましょう」ではなく、
「なんで見えないんだ!お前の努力が足りないぞ!」
と言ってしまうようなものです。

見えない部分については努力すればどうにかなるって思ってしまうのがよろしくないですね…。

このシリーズ、まだ続きます。
夏休み中ゆえ、更新が滞ったら旅にでも出てると思ってください〜。

ではまた☆

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