先日、長男の保護者面談がありました。
交流級(普通級)と、支援級それぞれの先生との面談の二本立て。
交流級の担任の先生からは、授業中の発言も多く楽しく過ごしていると伺いました。
名前を覚えるのが苦手なのか、休み時間に特定の友達としか遊ばず、支援級で過ごすことが多いのが気になるとのこと。
もし知っているとしても、他の子どももそんなに誰とでも遊ばないような…?
交流していることで、誰かからバカにされたりしていることはないようです。
支援級では、息子含め3名で学んでいます。
今回の面談では、支援級での様子の報告と個別の教育支援計画を保護者と作るということでした。
担任の先生は、お若いながらも大学の専攻は特別支援教育だったそう。心強い!!
思わず、放送大学で分からないことを聞いちゃいました・・・放送大学って質問できないから・・・快く答えてくださって感謝です。
昨年見てくださっていた通級の先生方とも連携を取っているそうです。
息子の報告。現状では、校外学習やイベントで舞い上がってしまうことがあるようです。
SSTカードで、場面ごとにどうすれば良かったのかな?の確認をしているとのこと。
イラストを見て、カタカナで表記されるものを当てるカード。
裏返すと正しい答えがわかります。先生の手作り。
小2で習う漢字をテストしたところ、今まで習った半分くらいの漢字が書けるそう。
ラミネートして、部首で切ってパズルに。
「さすがに160字全部は作りませんよね?」
と聞いたところ、「いえ、作りますよ」と事も無げにおっしゃってました。
このようなカードを作ることで、「教員がいなくても、楽しく、自主的に学習できるようにする」という狙いがあるそうです。
確かに、放送大学の特別支援教育の授業でも、
「生徒が自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するのが特別支援教育の目的」
とありました。素晴らしい。
今まで学習したプリントはファイルにまとめていて、最後にお渡ししますとのこと。
支援計画も、A4数ページに渡り息子のことをよく観察してできている部分と支援が必要な部分が詳細に渡って書かれていました。
家庭で確認して、赤をいれて再度担任に返します。
本人のペースに合わせてじっくり学習している成果なのか、小学校入学時には2と3の概念が入っていなかった息子も2桁の繰り上がり、繰り下がりの筆算ができるようになりました。
親の予想を(字の読み書きも難しく、買い物なども出来ないままだと思ってました)大幅に超える息子の進歩にビックリ!!!
支援級の中で他の障害種の子どもの世話をしたりして、多少なりとも自信がついているようです。
保護者面談を終えて、今の評価は
「支援級で見てもらってよかった」
です。
普通級にいる子どもたちも、本来なら学び方も発達も個別のはずだと思うのですが…。
ではまた☆