【ことばの教室卒業】最後の面談、K-ABCの読み取りなど。

長男、小2から支援級に移るのでことばの教室は今年度で終了。

支援内容がそれぞれ違うのに、支援級かことばの教室か、どちらかしか通えないのかが納得が行きませんが・・・。

今回お話したのは、

・成育医療センターで受けたK-ABCという検査の読み取り

・今後の息子の学習方法について

・ことばの教室での成果

先生も風邪引いてました。流行っているなぁ。

■成育医療センターで受けたK-ABCという検査の読み取り

私「成育で、検査結果は家族に渡せない。学校用ならお渡しできますと言われたのですが・・・」

そんな医療機関は初めてらしい。。。

先生「検査の結果をイチバン生かせるのは家族。なぜ家族が見てはいけないのか、意味が分からない」

そうだよね~。

これが成育の方針なのか、先生の個人的な方法なのか分かりませんが・・・
今後、検査をしたら学校用でなくても必ずもらって家でコピーすることにします。

K-ABCという検査は、子どもの学習支援の方向を決める上でとても重要な検査だそうです。

人が物事を認知するのに、主に継次処理と同時処理という方法があります。

凸凹が大きい子はどちらかが不得手なことが多いので、明らかにすることによりどのように指導すればよいか分かるという検査。

皆さんはどちら派?

道案内をされるなら・・・

・駅を出たら右に曲がり、セブンイレブンの手前を左に、と文章での案内
=継次処理派(部分から全体へ・耳からの情報処理が得意)

・地図で現在地と目的地を示してもらう案内
=同時処理派(全体から部分へ・図や絵の情報処理が得意)

参考PDF:

軽度発達障害児の基本的な理解

特別支援ガイドブック 読める!書ける!すべての子どもが楽に読み書きを学べるために

私は同時処理派。だからマインドマップやWBMが向いてるんでしょうか。

息子も同時処理が得意で、継次処理は検査方法によっては4歳6ヶ月という値が出ました。

漢字を教えるのにも、筆順をとなえて書くような方法はオススメできず、山の絵に漢字の山を書いて示すカードを作るとかするとよいそうです。

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先日アットスクールで注文した漢字練習帳、「となえて書く」じゃん!

「お母様、絵が得意だから作られてみては?」

いきなりハードル高いね・・・。

■今後の息子の学習方法について

薬の効果は、字、塗り絵は集中が続くようにになっているのではみ出さなくなっているのではないかという話。

先生いわく、

「子どもって不思議なもので、急に自分の発達課題に合う遊びにはまったりするんですよね~」

確かに、今までうまく出来ないからと塗り絵にはほとんど手を出していなかったので、オドロキ。

くもんについては、継次処理が中心なら本人の身に付かないかもしれない。
本人が学習自体に苦痛を感じたら辞めたほうがいいとのこと。

支援級では、特別支援計画を親と立てる予定。親にどんだけ勉強させる気なんですか?
私は仕事に激しく活かせるのでいいんですけど。

ことばの教室を卒業しても、1年間は教育相談のフォローをしていただけるとのことでお願いしました。

我が家の場合は通学区の小学校にことばの教室があるので、かなり恵まれているほうだと思います。

先生のオススメ本はこちら。K-ABCの結果から、それぞれの処理方法に対して具体的な学習方法を紹介してくれます。小学校低学年向け。

「短所を補う」ではなく、「長所を活用」っていい響きだと思いませんか?

同時処理型の子に、何度も漢字を書かせて練習させても覚えられないってことなんですね。

■ことばの教室での成果

はじめは構音(サ行)の改善についてお願いしていました。

サ行はほぼ完璧。「つ、ちゅ」はまだ未発達ながらも、自然に改善するでしょう、とのこと。

息子は短時間で集中が切れてしまうので5分ごとに課題を変えたり、

とにかくほめることでモチベーションを高めたり、

カードやゲームを使って(先生自腹の教材がほとんどだったように思う)来るのが楽しみと思うような仕組みを作ってくださいました。

本当に感謝感激の嵐です。

来年度、支援級で本当にいいんだろうか~?と悩みながらの進級。

国算は個別で学ぶことで、うまく基礎力を積み上げることができるといいんだけど。
ぶっちゃけ、担任が当たりだといいな、って話。
 

また、新たなネタが仕入れられそうだわ。

ではまた。

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