1ヶ月前から予約して、とっても楽しみだったダイアログ・イン・ザ・ダーク、夫婦で行ってきました!!!
勝間さんのオススメで、いつか行ってみたい~!!!と思っていたのでした。
はじめての方へ より
目以外のなにかで、ものを見たことがありますか?
暗闇の中の対話。
鳥のさえずり、遠くのせせらぎ、土の匂い、森の体温。水の質感。
足元の葉と葉のこすれる枯れた音、その葉を踏みつぶす感触。
仲間の声、乾杯のグラスの音。
暗闇のあたたかさ。ダイアログ・イン・ザ・ダークは、まっくらやみのエンターテイメントです。
参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。
その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出します。世界
30か国・約110都市で開催され、2010年現在で600万人以上が体験したこのイベントは、1989年にドイツで、哲学博士アンドレアス・ハイネッケの発案によって生まれました。
1999年以降はボランティアの手によって日本でも毎年開催され、約7万人が体験しています。
暗闇で何か体験する、位の知識で行ってみました。
普段できない感覚を味わえます!!!
超オススメ!
ワタリウム美術館を過ぎ(こちらも行きたかった~!)、外苑前のビルの地下にあります。
15分前に到着。
受付で身分証明書を求められ、腕時計などははずしてコインロッカーに入れるように、また中で飲み物など注文できるので200円から600円を持っていってください、小銭の種類があると暗闇で楽しめますよ、とのことで準備しました。
壁に体験エッセイがあり、それを読むと「見知らぬ人と8人一組でまわる」らしい。
時間になるとアテンドと言われる視覚障害者の方が「目を慣らすための薄明かりの空間」で色々と説明をしてくれます。
ここで白杖を持ち、それぞれ呼ばれたい名前で自己紹介。
おお、ワークショップみたい!
黒いカーテンの向こう側に入ると、そこは真っ暗闇~!
目をあけても、つぶっても変わりません。
周囲に自分の存在を知らせるために声を出すことが欠かせません。
「あきのり、しゃがみます!」「あきのり、ここにいます!」
手を少し前に出すことで物に触れて確認したり、誰かに触れることも多くなります。
その場に全員いるか点呼をしたり、くっついて丸木橋を渡ったり。
協力しないとアクティビティができません。
暗闇でバースデーラインをしたりしました。同じ誕生日の人がいましたよー。
音や触覚に敏感になります。時間の感覚が分からなくなります。
壁に触れると、ホッとします笑。
私は普段書いてものを覚えるので、人の名前が覚えられません。。。
顔も分からないので、声や服の感触を頼りにするしかありません。
縁日や風鈴、など、今回のテーマは夏。
四季により、展示の内容が変わります。
最後に、喫茶店でお茶やお酒を飲めます。
アイスが出されたのですが、匂いをかいでみたり、プラスチックのスプーンを触って確認したり。暗闇でも、ハーゲンは美味しい♪
とにかく、アテンドさんがすごい!
冷蔵庫から氷や飲み物を出し、間違えずに提供していきます。
暗闇でも関係なく、物の場所など分かるようです。
よくよく考えたら、アテンドさんは普段からこの世界に住んでいるんですよね。。。
私たちが普段と違う環境で過ごしてみただけ。。。
一時間強のアクティビティを終え、目を慣らすための薄明かりで振り返りをしたのですが、、、
これが、顔が見えていると妙に恥ずかしい~!!!発言が進みません。
暗闇だと触れたり、協力して色々できたのにね。不思議。
この体験を話すと、「視覚障害者の気持ちを知るってこと?」とよく聴かれます。
上のはじめての方へ、にあるように、もっと深い、見知らぬ人とでも助け合えること、触れ合うこと、普段使っていない感覚を呼び覚まされることなど、たくさんのことを感じられました。
久々に生活意外でだんなと共通体験できたのも嬉しかった~。
デートもたまにはいいね。
多くの皆さんに体験して欲しいワークショップでした~☆
お時間のあるときにぜひ!(一時間半は余裕見てね。うちはお迎えギリギリでした。)