【ディスレクシアの中学生が主人公】本・ぼくの守る星

図書室の先生のオススメ。

うちの長男もディスレクシアなので、気になり読んでみました。

作者は、講談師でもある神田茜さん。

以下、ネタバレあり。

主人公は中2の夏見翔(かける)。

うまく教科書が読めないし、字もうまく書けない。
周囲からは天然と思われ、授業中も笑われてばかり。

父はカイロに単身赴任中。

母は子どものために勤めていた新聞社を辞め、子どもを中心とした生活を送っている。

クラスメイトの山上は翔をお笑いのパートナーにしたいと考えている。
その山上も、小さい頃に姉を亡くし、家族で冗談が言えないような状態が続いている。

クラスでひっそりとしている中島まほりは、弟の障がいのため母が精神に異常をきたし、父と弟とは離れて暮らしている。

主人公の翔から見た話が二篇。
それぞれの登場人物から見た話が四篇収録されています。

個人的には、母、父から見た話が胸にずーんときました。

息子の障がいがわかった日。
病院の帰り道、ずっと泣いていた母。
いろいろ調べて治らないことがわかると、子どもの自尊心を損なわないために
「あなたにはきっと、トムクルーズのように特別な才能がある」と毎日声をかける。

障がいのある人がみんな特別な才能があったらビックリするよね。

お父さんは、あまりに子どもと離れていた時間が長すぎて息子の障がいが受け止められず、支援級の先生からも説教されてしまう。

母親からは仲のいい夫婦を演じてくれと言われてしまう。

夫婦で山登りしている時の会話がすごく良かったです。

人生を山登りに例えて、父は「富士山に登ってるつもりだったけど、違う山を登ったみたい」
母は、「人生を山登りに例えることがバカみたい。人生、先が見えない。ゴールがどこか知っている人もいない。来た道を振り返って、俺はこんなもんかって決めつけても意味がない」

私、このお父さんみたいな考え方かも…。ちょっと、考え方を変えたほうが良さそうです。

両親、友人など、周囲の人たちに支えられて、主人公も成長して自分の進路を決めて行きます。

うちの子にも読ませたいな〜と思ったのですが、この本実はルビがない。

ディスレクシアが題材なんだけど、当事者は読めないかも…。その辺は想定してないってことなのかな。

ファンタジウムは確か、総ルビだったんだけどな〜。

心あたたまる良いお話でした。
オススメ。

著者インタビューはこちら。

WEBきらら from BookShop


ではまた☆

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ぴーたん

共働きで小学生、保育園児の3児の母です。2016年はブログに本腰を入れるためオンラインサロンに入りました。子育て、お買い物、お出かけ、ビジネス書の書評など、自分の経験から皆さんの生活を豊かにするお手伝いをしたいと考えています。よろしくお願いします(*^^*)!