【生活保護の実態が良くわかる】マンガ・陽のあたる家

以前朝日新聞で紹介されていて、
「マンガで分かる」
に興味が惹かれたので読んでみました。

生活保護、ひとごとじゃない 実態描いた漫画、単行本に:朝日新聞デジタル

 

最近は騒動が控えめになってきましたが、生活保護の不正需給が問題になっていましたね。

私も、今の仕事場で働くまでは周囲に生活保護を受けているご家庭について余り知りませんでした。

ただ、このマンガにもあるように、大黒柱であるお父さんが働けなくなり一気に家計が悪化してしまい学校を辞めざるを得ない子どもたちを見ていると、
「全く他人事ではない」
と思えます。

「陽のあたる家」では、夫の病気により一家が困窮してもなかなか生活保護を受けるという考えが浮かばなかったり、主人公である妻もパートのやりすぎで体調を崩し、同僚の助けにより生活保護を申請するも一度は断られてしまいます。

やっと生活保護を受けられるようになっても親戚にそのことが知られ、引っ越し、家財の処分をし、子どもは部活を辞めなければならなくなります。

そのことが周囲にも知られ、特にシングルマザーから「なぜ、夫婦揃っているのに生活保護なんて受けるのか、ズルい」と思われて嫌がらせを受けたり…。

いくつか、読んでなるほど!と思った内容を紹介します。

<なるほど!メモ>

◆生活保護は「申請権」がある
お金持ちでも申請するだけならできる。
この漫画では、役所の担当の人が「話は聞くけど申請できるかは別」と言っていたが、それは「申請権の侵害」にあたるらしい。
全体の99.6%はまっとうな受給である。

◆申請が受け付けられたあと
親兄弟に金銭的な援助ができないか問い合わせが行く。
福祉事務所の職員による訪問調査があり、資産がないか調べられる。
申請が通っても、生活保護を超える賃料の家には住めないので引越しが必要。
医療費は生活保護費で賄えられる。

◆生活保護を受けていても働ける
保護を受けていても、仕事はできる。
しかし、働いた分だけ保護費は減らされる。
生活保護は、収入が最低生活費を下回っていた場合足りない分が支給される仕組み。

◆仕送りも収入
仕送りは原則収入とみなされるので、福祉事務所に申告しなければならない。
その分、来月の保護費は差し引かれる。不正受給の実態は、この申告をうっかり忘れたというのがほとんど。

◆就学援助
生活保護費が下がった関係で、就学援助が受けられなくなる可能性がある。
就学援助を受けられる基準は生活保護の基準を元にしており、同じ理由で住民税が非課税になる基準も変わる可能性がある。

生活保護基準引き下げのどこが問題?Q&A

マンガの冒頭にある、

「人生には思わぬところに落とし穴がある」
本当にその通りだと思います。

授業でもぜひ紹介したい、と思いつつ、実際には、生活保護を受けている生徒がいるのでどう紹介するかは難しいところです。

セーフティネットとしての生活保護がうまく機能してくれると良いのですが…。

主人公の家族を助けてくれたNPOの方のひとこと。
「誰がいつ穴に落ちても死ななくて済む世の中にしたい」

ではまた。

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ぴーたん

共働きで小学生、保育園児の3児の母です。2016年はブログに本腰を入れるためオンラインサロンに入りました。子育て、お買い物、お出かけ、ビジネス書の書評など、自分の経験から皆さんの生活を豊かにするお手伝いをしたいと考えています。よろしくお願いします(*^^*)!