【自衛隊メンタル教官が教える!】本・心の疲れをとる技術

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著者は、自衛隊の心理的な支援を担当している教官。専門的に学んでいた訳ではないが、経験なら多く積んできたとのこと。

自衛隊が東日本大震災で活躍できたのは、「長期戦」を自覚し、「組織力」が優れていたから。
著者なりの現代人のメンタルの問題「ムリ・ムダ・ムラ」に向き合います。

私も目からウロコだった部分があるのでご紹介します。

<なるほど!メモ>

◆ムリは三段階で進行する

1、普通の疲労状態
2、別人化の始まり
3、別人化

遅くとも2のうちに休み、回復させねばならない。
ムリをしがちな人には「子どもの心の強さ」が強すぎる人が多い。
「我慢する」「あきらめない」「全部やる」「一人でやる」「完全にやる」
しかし、世の中は不公平や不平等、努力しても報われず、誰かと仕事をするなら調整して行く必要がある。
大人になってもこのクセが抜けない人はムリがたまりやすい。

#他にも、感情の疲労は自覚しにくく、麻痺状態でハイになったり、人や過去と比較してしまうというムリが紹介されていました。
確かに、と思ったのは、「今は核家族で、私的トラブルが起こった場合個人のエネルギー消費が著しく大きくなっている」ということ。子どもが不登校になる、親の介護など確かに対処できる人員が限られている中他の人と同じように仕事を続けるのはムリが溜まりやすいと感じました。

◆組織のムリを防ぐために、上司ができること

リーダーは、その時の組織目標や構成員の状態を把握し、ムリするメリットデメリット、ムダのメリットでメリットを総合的に考察し、ペース配分を調整し、こまめなデメリット対策をしていかなければならない。

特に、モチベーションコントロールはリーダーの重要な仕事。

部下にムリを課すのも悪いリーダーだが、責任感旺盛でやる気とスキルの高いリーダーも、部下もムリをしがちになる。

チンギスハンは、人並みの体力であることを重視して指揮官を選んだという。

リーダーは、部下の生活…タバコが増えたなど目に見えるムリをしっかりと見ておかなければならない。

自衛隊では、ミーティングで隊員の困っていることを共有するようにしている。
ムリを隠さないようにする仕組みづくりが大切。

#リーダーの仕事が、部下のメンタルヘルスを守ることも含まれるとは!
そんなこと、考えた事がなかった…!

もちろん、管理職でもなんでもないのでそんな機会もないのですが。
万が一、そんな仕事に就いたら気をつけたいと思います。

確かに、山登りでは最後尾のメンバーの疲労がどの位か気にするよね。同じことなんだね。
リーダーにその余裕があるか微妙だけど。

◆感情のムダ遣いを防ぐ

感情は、原始人が生死に関わる対応をするためのもの。命がけの反応である。
現代人にとっての問題は、この感情が、現代人に必要のない「命に関わる極端なレベル」を想定して発動してしまうこと。
些細なことでも怒りが収まらなくなってしまったりする。

さらに、インターネットなどで情報量が格段に増え、24時間感情が刺激され、エネルギー回復のための睡眠も奪われた。

自信のなさや自責などの苦しみの背景には、
他人や世の中を変えられると思っている、自分は周囲から大切に扱われるべき、努力すれば必ず報われる、正義は必ず勝つなどの経験の乏しさによる価値観の未熟さがある。

#この本でよく出てくるのが原始人の頃のたとえ。なるほど〜確かに!
昔の人間は、そんなに感情豊かでなかったかも。刺激も少ないだろうしね。
それが今や、常に笑顔でいましょうとかどうなの〜?(自分が笑顔少ない言い訳)

◆ムラのある人から脱却する

業務予定表などで、休息を計画し記録すること。軍隊でも、予備を持つことは常識となっている。
10の力があっても、7、8の行動しか取らない。
スポーツでもサッカーはベンチは20人。そのうち11人がプレイする。

年間のライフイベントを想定して、ストレスの量を見積もる。
今年のストレス点数を時期ごとに加算し、点数をつける。(配偶者の死は100点など)
そして、来年度の計画を立てる。
毎年忙しくなる時期を確認し、ストレススコアが高い時期はプライベートのイベントをずらす、事前に準備しておくなどの状況を可視化しておくことで対応策を考察することができる。

日々の振り返りでは、いいこと3、悪いこと1、改善策を1つ出すとよい。
いいことは気づきにくい。いいことだけでも嘘っぽい。そこでこのバランスが機能する。

#年間のストレススコア、私の場合仕事の波がはっきりしているので視覚化したら対策も立てやすいかもしれません。
特に、祭り前が忙しい。
忙しさをバラして平均的にすることは…難しい。
あと、私の好きなKPTの考えが入っていて嬉しくなりました。
キープ、プロブレム、トライ。
それぞれ出して回していくとキープが増える仕組み。もっと悩みを共有できる職場になると良いのですが、そんな暇はないほど忙しいのが現実…。

◆ショックのあとは喪に服する

ショックな出来事があると、感情が激しく動き、そのために精神的に疲労する。
そんなとき新しいことをすると失敗しやすい。

新しいことは何もしなくてよいということではないが、人が経験から学んだ知恵だと思っている。

<まとめ>

大変実践的な本で、ここに載せた以外でも目標値のことなど具体的な対応策が書かれていて参考になりました。

さすが現場の人!!

一度メンタルが崩れると普段のレベルに戻すのが本当に大変だということが分かりました。
家族のためにも、この本を参考に自分の健康を気遣うようにします。

アマゾンをふらふらしていたら、こんなタイトルの本も…気になったので読んでみます。

ではまた☆

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ぴーたん

共働きで小学生、保育園児の3児の母です。2016年はブログに本腰を入れるためオンラインサロンに入りました。子育て、お買い物、お出かけ、ビジネス書の書評など、自分の経験から皆さんの生活を豊かにするお手伝いをしたいと考えています。よろしくお願いします(*^^*)!